Object Oriented Methodlogy. |
There are methods of Analysis, Design and Programing
オブジェクト指向は、システム(ソフトウェアに限らない)の 分析、設計、実装を通して用いられる基本的な方針です。 オブジェクト指向で説明されている方針に従えば、 システムを部品(コンポーネント)という単位に分割できるので、 それらを組み立てるようにシステムを構築することが出来ます。 こうすることで、次の3つの恩恵を上から順番に受けることが出来ます。
オブジェクト指向プログラミング言語を用いると
オブジェクト指向の基礎の勉強になりますが、
前述の3つの恩恵を受けることは出来ません。
たとえ、恩恵があるとしても、付属する既に作られたライブラリを
流用することに限られてしまいます。(それは、
オブジェクト指向プログラミング言語でなくても、
COM/OLE/VBX のように、オブジェクト指向で設計されたライブラリを使えば
同じことです。)
オブジェクト指向の恩恵を受けるには、
オブジェクト指向の方針を理解し、
設計の段階から取り入れなければなりません。
しかし、完全に理解するまでには、
かなりの時間と労力がかかってしまいます。
近道はありませんが、道案内をしましょう。
まず書籍で基礎を勉強することから始めます。
「オブジェクト指向方法序説 基盤編」ISBN4-8101-8592-3 \5800
と、最近出版された
「憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座
C++による実践的ソフトウェア構築入門」ISBN4-88135-619-4 \3200
がオススメです。
そして、それら本に書かれた基本的なことを踏まえて、
なぜそのようなモデルを解説しているかを読み取るために、
実際に応用してみることです。
初めは失敗することも多いでしょうが、数年も経てば、
その奥の深さと恩恵の大きさに驚くことでしょう。
このページでは、オブジェクト指向の基礎ではなく、 オブジェクト指向の方針を厳密にした、 いわば応用編のドキュメントを集めています。 これらは、私が議論と実践を繰り返し試行錯誤した 結果をまとめたものなので、 他の書籍にはない斬新なアイデアが含まれています。 どうぞ、参考にしてください。 (ただし、最先端の話なので、Nifty の会議室に公開して わずかな議論をした以外は、自分で確信しているだけという ものです。ですから、問題が残っていないとも限りません。 気づいた点がございましたら気軽にお知らせください。)