●再利用のためのクラスの検索


00461/00486 VFF15672 T's-Neko 再利用のためのクラスの検索 ( 7) 97/09/23 12:47 00415へのコメント コメント数:1 まこたん さん、こんばんは。T's-Neko です。(^o^)o >まこたんはクラスを大きく4つに分類しました。 (いきなり話は少しずれるけど、) 再利用のためにクラスを探すのなら、分類が1つではダメです。 あらゆる視点から分類していき、探す人のいわば身勝手な分類法が どんなのであっても対応できなければなりません。 これは、インターネットの検索ページにも見られるのですが、 目的の情報を探す方法は大きく 3つに分類されます。 1.提示された分野キーワードから選んでいく 2.適当な語句を入力していく 3.最近使ったものから選んでいく 「抽象概念の選択による検索」 1.は、検索ページの性質がよく表れますね。 一般の検索ページでは、政治、コンピュータ、生活、 とかが提示されます。フリー?ソフトのページでは、 それぞれの OS が提示されますね。Jun さんのページ も独特です。他にも、オブジェクト指向っぽく行くなら クラス・ツリー(継承関係)がこれに部類します。 でも、ボクはクラス・ツリーからよく調べません。 たいてい、解説書のページをパラパラめくっていけば、 目的の情報は見つかりますし、見つかったら独自の分類で ページ番号をメモしていきます。メモが大きくなると独自に 分類し始めてますが、この分類は人それぞれなんですよね。 だからといって一般的な分類では、納得のいく分類は できませんから、使い勝手はあまりいい方ではありません。 巻頭によくある『目次』がこの部類に入ります。 「キーワードの一致による検索」 2.は、最も使いやすいですね。ユーザーは適当な単語を 入力するだけでいいですから。ページ(クラス)の キーワードを取り出して、キーワード辞書を作成し、 シソーラスの類似語も散りばめながら、候補を 提示していきます。ただ、キーワード辞書やシソーラスが 貧弱だと、ユーザーの単語と一致しないので 使い物にならなくなります。仮にキーワードが一致しても、 見つかったページの主題がそのキーワードでなければ 意味がありません。 巻末によくある『索引』がこの部類に入ります。 「使用頻度の確率よる検索」 3.は、『トピック』がこれに部類されます。昨日使った書類は 今日も見る可能性が多いですし、何より記憶に残っているところが 大きいですね。今のプロジェクトのフォルダ(のショートカット)を デスクトップに置くことがよくありますが、それも、この部類に 入ります。チュートリアルの構成もこれに近いものがあります。 つまり、よく使われるものをあらかじめまとめておくのです。 ただ、よく使うものは人によって大きく異なるので、場合に よっては全然使えなくなってしまいます。 様々なプロジェクトを経験すると分かるんですが、まこたん さんの分類は、1.と3.の部類に入ります(フレームワークが1. でその他が3.)。まこたんさんの分類が使えないといいたいの ではなく、再利用する人から見れば、それは検索する手段の 1つであって、それがすべてではないということです。

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