Viva BayStars '98.

Viva YOKOHAMA Let's do it together!



横浜ベイスターズは1998年のペナントレースにおいて 38年ぶりの優勝を手にしました。 僕は、10年近くも横浜(大洋)のファンをしていただけに 喜びもひとしおで(もっと長い人がよくテレビに出てるけどね)、 今年は毎週のように横浜スタジアムへ 足を運びました。その自分が生で感じ取った経験を熱く、 しかし少し冷静にレポートしたいと思います。

38年ぶりの優勝の記念として、 スタジアムの熱気をそのまま耳コピーした、 応援歌 MIDI ファイルを作成しました。 なにぶん、音楽の成績はよくなかったので、 音程が変かもしれませんが、 テンポは興奮のスタジアム・タイプです。

♪横浜ベイスターズ応援歌メドレー1998年版(yb98.mid)

1.石井琢郎 2.波留敏夫 3.鈴木尚典 4.R.ローズ 5.駒田徳広 6.佐伯貴弘 7.中根仁 8.谷繁元信 9.進藤達也 10.斎藤隆 11.万永貴司 12.投手 13.ファンファーレ 14.熱き星たちよ


Viva! Yokohama BayStars! in Jul.26

横浜強し!
連夜のマシンガン打線炸裂!
うなる大魔人のフォーク!
今年のプロ野球は横浜ベイスターズがすげー強い。 中学のころから横浜大洋ホエールズを応援しつづけて、 ついに、ついに、優勝する時がやってきた!
今でこそ日本の守護神である佐々木さまは、 デビューのとき(開幕戦抑えで出場)は、 155km/h の与田(中日)に話題を奪われたけど、 佐々木も 148km/s で堂々たる投球だったことを 決して忘れません。きっと将来は すごい守護神になるだろうと思っていましたが、 ここまでなるとは...。(感涙)
よーし、後半戦は毎週スタジアムへ応援しに行くぞゥ!


Viva! Yokohama BayStars! in Aug.7

佐々木、通産セーブ記録日本一達成!
これまでの記録である、江夏投手の 193 を抜き、 名実ともに日本一の救援投手となりました。 そして、僕が取ったチケットが、たまたま その試合でした。
駒田のホームランで先制、 佐伯の守備のミスを帳消しにする二塁打、 チャンスに強い谷繁のタイムリー、 佐々木につなぐ五十嵐の気合の投球、 とお膳立ては完璧でした。
そして、佐々木の出番。 しかし、初球の甘い球を長打され、四球を連発してしまう。 さすがの大魔人も緊張したのか 内容は満足の行くものではなかったが、見事記録達成。
しかし、これは優勝するための通過点。 8月に入っても好調を維持し、38年ぶりの優勝へ!


Viva! Yokohama BayStars! in Aug.21

首位直接対決!大魔人打たれるも延長で中日を制す!
6日ぶりの地元横浜で2位中日迎えた。 初回横浜は順調にタイムリーを打ち2点先制。 3回に中日も追いつきさすが2位といったところか。 先発の川村が調子悪く、権藤さん5回でスパッと 横山にスイッチ。1回1/3を投げ、バッター立波の ところで、今度は阿波野にあっさり替える。 1回を投げ、バッターゴメスで、五十嵐へ。 という豪華中継ぎリレーを見せた権藤さん。 8回を乗り切り、それまでにローズのソロと 石井のタイムリーで2点差で佐々木へ。 ここまでは、完全な横浜ペース。 しかし、中日はここから底力を見せる。

ファーボールのあと、代打大西。 あまり聞かない名前である。 しかし、腰を泳がせながら飛んだ打球は そこだけ中日ファンの埋め尽くすレフトスタンドへ。 横浜側は沈黙。いったい何が起こったのか理解できなかった。 延長に入り、あの大西の2打席目、今度はレフトへいい当たり。 今日は何かおかしい。 結局、延長11回、中日投手陣が力尽き、 満塁で駒田がサヨナラタイムリーを放った。 さすが満塁男。 何とか勝ったが、今日の試合はほんとに雰囲気が違っていた。
まぁ、勝ちは勝ちだからね。これで中日と4ゲーム差。 首位は安泰とうわけですな。


Viva! Yokohama BayStars! in Sep.6

横浜、中日を3タテ!!
ゲーム差2で迎えた首位直接対決。 第一戦は、再び延長となるが中日落合の痛恨のエラーで 辛くも勝ちをもらう。 第二戦は、中日山崎の逆転ホームランが効いたが、 ねばる横浜が1点ずつ取り、投手リレーで1点差を守りきった。 第三戦は、連日の初回の先制。関口、島田、阿波野、佐々木の 完封リレーで、見事3連勝!!
ここへ来て、中日の勢いが落ちてきた。 佐々木も久々に2三振で調子を上げてきた。 敵地での3連勝で5ゲーム差。 これで少しはプレッシャーが和らぐか。
しかし、ナゴヤドームのせいなのか、 テレビでどこもやってないとは、いったいどういうこと? あんなにチャンネル数があるのに。 さすがにラジオでやってたからよかったけど。 巨人戦なんか見てる場合じゃないだろ。

10月の日程を見ると横浜スタジアムの試合ばかり! これは地元優勝するしかないでしょ。 チケットを全部買うぞう!


Viva! Yokohama BayStars! in Sep.19

佐々木、8回から登板!!!
今シーズン、勝っている試合で9回1イニングのみの登板を かたくなに守っていた佐々木。残り20試合になって、 ついにラストスパート体制になり、佐々木を8回から 2イニングを投げさせた。
佐々木は、セーブ数の日本新記録を達成。

前々から権藤監督は残り20試合から変わると言っていたが、 その1つだろう。あと、数週間で優勝が決まる。


Viva! Yokohama BayStars! in Sep.24

マジック
9

横浜に、マジック9点灯!!!
地元横浜スタジアムで2位中日に再び連勝した。 初回から中日のエース山本から1点を先制。 そのあと、野村と山本の粘りのピッチングで1点差のままゲーム後半へ。 ファーボールの中根を、自由奔放野球の権藤監督が嫌うバントで2塁へ進め、 続くバッター谷繁の読みのバッティングで得点。 ここで中日は緊張の糸が切れたのか、マシンガン打線が爆発、 この回、一挙に4点を取って試合を決めた。

38年前にはマジックという制度がなく、横浜、大洋時代から 初めてのマジックの点灯となった。気がついてみると2位との差は 6ゲーム差にもなっていた。のこり16ゲームでマジック9。 優勝はほぼ現実的なものになった。(よっしゃー!)


Viva! Yokohama BayStars! in Sep.26

マジック
8

佐伯、守備のミスをホームランで返す
2位中日に連勝しマジックが点灯した直後の広島戦、 横浜はマジックのプレッシャーを感じさせない逆転勝利をした。
先制したのは広島。先発戸叶は初回からランナー1,2塁のピンチを 作ってしまい、広島・金本はここでタイムリー。 ライト佐伯のまずい守備もあって先制されてしまった。 2回の横浜。23打席ノーヒットだった駒田の内野安打の後、 佐伯は守備の汚名返上となるレフトへ同点ホームラン。 やられたらやり返す権藤イズムが根付いた結果か。 その後、1点ずつとり、7回、石井のツーランが決勝点、 8回2アウトから佐々木も登板。必勝パターンで、 早速マジックを減らした。 今期6度目の5連勝。


Viva! Yokohama BayStars! in Sep.29

マジック
(7)

尚典、9回3ランを決める!!
首位いじめに燃えるヤクルトの先発は最多勝を狙う川崎。 昨日、11-2 と石井(久)に完全に抑えられた気持ちを切り替え、 2回谷繁の長打で先制。5回も尚典のタイムリーで 2-0 とした。 しかし、昨年のチャンピオン・ヤクルトの意地の攻撃で 2-2 の同点に追いつかれる。 しかし、マジックが消えても横浜の星は輝きつづける。 9回ランナー1、2塁でバッターは、 今年もリーディング・ヒッターの鈴木尚典。 川崎の低めの球を見事なバットコントロールで会心の3ランを放った。
そうなれば大魔人の出番。 今日のストレートは 151km/h までに達し、連敗を2で止めた。


Viva! Yokohama BayStars! in Oct.1

マジック
5

マシンガン打線爆発!マジック5再点灯!!!
横浜優勝へのファイナルカウントダウン。 雨で多くのゲームが流れた中日との直接対決2連戦の1戦目。 両エース、隆と野口の投手戦で始まったこの試合の先制は中日。 ゴメスの犠牲フライで1点。中日としては、この1点を守りたいところ だったが、最優秀防御率の野口でも5回がやっとだった。
6回、ヒットと四球でバッターローズ。プレッシャーを受けた野口は ワイルドピッチでランナー2,3塁。ローズは敬遠気味の四球。 ここで満塁男駒田。駒田は浅いレフトフライになるが李が痛恨の落球。 これで野口の緊張が切れ、中根の犠牲フライ、進藤のショートオーバー、 谷繁の敬遠、とどめはピッチャー隆の三遊間で合計5点をもぎ取った。 あとは、いつもの投手リレーと佐々木の三者連続三振で快勝し マジック5を再点灯させた。 以前中日戦でマジック9が点灯したときにつづき 再び6回にマシンガン打線が爆発した。


Viva! Yokohama BayStars! in Oct.2

マジック
3

直接対決7連勝!マジック3!!
長いロードの最後の試合。ここでマジックをイッキに減らして 次のヤクルト戦で地元優勝を決めたい横浜。
中日先発の山本の立ち上がりを攻め、さいさきよく2点を先制。 その後は0行進が続くが、調子がいまいちよくない先発野村が 6回につかまり、ゴメスのホームランで同点に追いついた。 7回にはランナーが出て、ここで点が入れば中日の 勝ちパターンにはまってしまう。野村はなんとかツーアウトまで 持ちこんで、少し楽になったところで権藤監督スパッと島田にスイッチ。 これが権藤流投手リレー。島田は難なくピンチを逃れた。
そして次の横浜の攻撃にマシンガン打線爆発! 石井が出塁してすかさず盗塁。 波留はつまりながらもファースト後ろへヒット。 尚典は四球。 満塁でローズがピッチャーのグラブを弾いてライト前へタイムリー。 再び満塁となれば満塁男駒田が三遊間を抜けるヒット。 合計3点。 五十嵐を通して、最後は佐々木が日本記録に並ぶ44セーブポイントを達成。 これでマジックは3。 ヤクルト戦で胴上げがほぼ確実となった。

さて、ヤクルト4連戦は地元横浜スタジアム。 熱いライトスタンドで連日応援すべし! 燃えるしかない、そうでしょう!!


Viva! Yokohama BayStars! in Oct.6

マジック
2

佐伯、マジック3の壁を破る3ラン!!
ヤクルト4連戦が始まり、ベイスターズ・ナインの調子がおかしい。 地元優勝のための八百長試合とも噂されるほど、 ピッチング、バッティングに精彩がない。
今日の先発、三浦も初回から失点してしまう。 そして0行進。また昨日までと同じ試合展開になってきた。 38年ぶりの優勝に期待する横浜ファンが 球場の9割を占めているのに、球場全体に 重苦しい空気が漂い始めた。それを打ち破ったのは 尚典のセンターオーバーの2ベースと ローズのタイムリーだった。しかし、まだ同点。 重い空気を完全に打ち破ったのは、 天性の勝負強さを持つバッター佐伯の3ランだった。 ここからイッキに横浜ペースの試合展開になる。 7回のピンチに五十嵐の投入。 8回のピンチも佐々木がたった1球で仕留めた。 9回2アウト、佐々木に声援の嵐が起きた。 あと1球で歓声は最高潮に。 佐々木は古田を三振に仕留め45SPとなった。 全救援部門日本一独占となったが、 何より優勝が最優先だ!
明日、甲子園で優勝が決まるかも知れない。 僕は甲子園に行けないので複雑なところだ。


Viva! Yokohama BayStars! in Oct.8

優勝

ベイスターズ優勝!!!
最後は佐々木で決める!!!

マジック1で地元優勝の可能性は小さくなったが、 早く優勝を決めたい選手たちと全国の横浜ファンが、 甲子園の試合に注目した。いや、日本全国が注目した。
初回から先制して勢いに乗る横浜。 しかし、阪神もタダでは勝たせない。 その裏に逆転の大豊の2ラン。 それから一点ずつ取り8回。 ランナー1,2塁で球場全体が盛り上がった。 バッター谷繁がデッドボール。満塁。 横浜駅前、横浜スタジアムも盛り上がった。 阪神のピッチャーにプレッシャーがかかる。 バッターは進藤。カウントは2,3。 ラストボールは、ストライクコースに来た。 見事な流し打ちで逆転の2点タイムリー。 そりゃもう大騒ぎ。
すかさず佐々木が登場。 8回は難なく三者凡退。 9回は大豊、和田を三振に取り、 ラストバッターは新庄。 フォークの3連投をよく見てボール3となる。 しかし、ストレートに変更し2ストライク。 ラストボールは、佐々木渾身のフォーク。 新庄のバットは空を切った。
優勝!
谷繁と佐々木が抱き合い、権藤監督が宙を舞う。 歓喜の渦が鳴り止まない。 38年ぶりの優勝、ここに完結。

          YB          D
 9/25 Fri  ★9 中(横)    横(横) マジック9点灯
 9/26 Sat  ★8 広(広) ★ 神(甲) 佐伯打ち返す
 9/27 Sun       広(広)             広島大野引退、マジック消滅
 9/28 Mon       ヤ(神)             石井(一)に大敗
 9/29 Tue  ★   ヤ(神) ★ 広(広) 尚典3ラン
 9/30
          YB          D
10/ 1 Thu  ★5 中(ナ)    横(ナ) マジック5再点灯
10/ 2 Fri  ★3 中(ナ)    横(ナ) 対中日7連勝
10/ 3 Sat       ヤ(横) ★ 神(ナ) 伊藤(智)が!
10/ 4 Sun       ヤ(横)             川崎が!
10/ 5 Mon       ヤ(横)             石井(一)がぁ!
10/ 6 Tue  ★2 ヤ(横)             佐伯マジック3の壁を破る!
10/ 7 Wed    1             ヤ(神)
10/ 8 Thu  ★0 神(甲)    ヤ(神) 優勝!!!!!!!
10/ 9 Fri       中(横)    横(横)
10/10 Sat       中(横)    横(横)
                中(横)    横(横)
10/11 Sun       中(横)    横(横)
10/12 Mon       広(広)

私事ですが、今日僕は家でじっくり見ようと思ってましたが、 テレビの中継を見て思わず横浜駅に繰り出してしまいました。 やっぱりみんなで祝う方が楽しい! 横浜駅前にはオーロラビジョンが設置され 2000人もの観衆が集まっていました。 駅前でバットをたたく人が大勢。 僕も仲間に入ることができました。 横浜サイコー! 優勝決まって喜び狂う人たち。 優勝の看板に切り替わる。 祝杯のサービス。 優勝記念ワインの発売。 優勝ってすばらしいです。 ありがとう横浜のみなさま。


Viva! Yokohama BayStars! in Oct.18

YB - L
9-4
(1勝 0敗)

いきなりマシンガン打線乱射!!
台風直撃で1日延期された、横浜スタジアム初の日本シリーズ。 権藤監督の親友である松山千春の国歌斉唱で始まった。
1回の裏、先頭の石井がセーフティバントで出塁。 このシリーズの1つの注目は、石井と松井の機動力対決。 石井はすかさず盗塁成功で横浜にムードを引き寄せた。 そして続く尚典は、西口の甘い球を逃さずタイムリーで先制した。
3回の裏、先頭バッター石井にストレートの四球を出してしまう西口。 初球スチール成功からマシンガン打線が爆発。 波留は、ランナーを送るバッティングではなく三遊間へヒット。 尚典は、粘った末に三遊間へタイムリー。 ローズは、2ボールからまたも三遊間へタイムリー。 西口を早くもマウンドから下ろした。 佐伯が、センター前タイムリーで、合計3点。
4回の裏、ピッチャー野村のツーベースから 再びマシンガン打線点火。石井のライト前。 波留の左中間。西武の守備が乱れて、合計3点。
しかし、王者西武も黙ってはいない。 木の2ラン、松井のタイムリーなどで4点。 そして8回の表、ランナー2塁のピンチに佐々木の登場。 ストレートがストライクに入らず、いやなムードが流れる。 しかし、西武の機動力がここで裏目に出る。 モーションを盗んだ木だが、3塁タッチアウトとなった。
9回表は、西武のストッパーデニー友利が登場。 一昨年まで横浜にいたため横浜ファンはデニーコールで歓迎。 しかし、サード田辺のエラーで失点。 最後まで西武らしさが見られなかった。 9回裏、佐々木は難なく抑え、日本シリーズの初戦をモノにした。

              YB    L
10/18 Sun  1  ★ 9-4
10/19 Mon  2

10/21 Wed  3
10/22 Thu  4
10/23 Fri  5

10/25 Sun  6
10/26 Mon  7


Viva! Yokohama BayStars! in Oct.19

YB - L
4-0
(2勝 0敗)

隆の完封劇・横浜2連勝!!
今日も横浜スタジアムは横浜ファンで埋め尽くされた。
1回の裏、先頭の石井がヒット。再び盗塁。 昨日に続き、尚典のタイムリーで今日も横浜ペース。 しかし、西武の先発豊田も粘り強いピッチングで 4回まで追加点を許さない。
5回の裏、横浜は円陣を組み、追加点をねらう横浜。 ここでバッター石井は狙い撃ちで右中間へホームランを放つ。 日本シリーズでの石井の活躍は止まらない。 尚典もヒットで続く。今日の尚典は4安打と大当たり。 しかもシーズン中にはめったに見られなかった 盗塁を今日は2つも決めた。 そして4番ローズが得意の右中間へタイムリー。 横浜スタジアムにウェーブがおきた。
先発斎藤隆は、シュートを生かして安定したピッチングで とうとう8回の裏も抑えた。9回は佐々木も考えられたが、 今日の隆にさすがの権藤監督も降板させることはできなかった。 隆は日本シリーズで3安打完封を成し遂げた。

              YB    L
10/18 Sun  1  ★ 9-4
10/19 Mon  2  ★ 4-0

10/21 Wed  3
10/22 Thu  4
10/23 Fri  5

10/25 Sun  6
10/26 Mon  7


Viva! Yokohama BayStars! in Oct.24

YB - L
17-5
(3勝 2敗)

見たか!これがマシンガンの破壊力だ!!
西武が横浜の勢いを止め2勝2敗になった日本シリーズ。 今日も西武ドームでの試合だったが、空気は横浜ペースだった。
1回の表、西武の先発は西口のアクシデントで急遽登板した横田。 先頭の石井がヒットで出塁。石井は第1戦、第2戦と走りまくったが、 西武は第3戦からキャッチャーは肩の強い中島に代わっているので 今日も盗塁は無かった。しかし、4番ローズのタイムリーで1点先制。
2回の表は、佐伯が2ベース。そして今日の DH に入っている 井上純がレフト線へタイムリーで1点。
3回の表は、尚典の2ベースから、 シリーズ共に当たっていなかったキャプテン駒田と谷繁に タイムリーが出て2点。
4回の表は、石井が出塁、2アウトでシリーズ打率6割の尚典が敬遠、 ローズがストレートの四球で満塁。 そして満塁男・駒田の登場。 当たりのいい打球はライト小関のグラブをわずかにかすめて 走者一掃の3点タイムリー。 なんと横浜の攻撃は4回まで毎回得点となり合計7点を取った。
横浜の先発は前回完封劇を完成させた斎藤隆。 しかし、中4日では完全に疲れは取れていない様子で、 毎回のようにランナーを出し、3回の高木大成、 4回の大友に1点ずつタイムリーを打たれた。
その後、両チームの投手自陣がふんばり無得点のまま進む。
8回の表、先頭バッター石井ヒット。 そして駒田が3打席目の打点、佐伯も3打席目の打点で 駄目押しの3点。試合を決めた。
8回の裏、ヒゲ魔人こと五十嵐は、点差が広すぎたためか3失点。しかし、
9回の表、西武があきらめモードに入ってからは、 西武ドームがバッティングセンターに変わった。 代打の荒井がライト前ヒット、石井ファーボール、波留ヒット、 尚典左中間、ローズ・ホームラン、駒田センター前、 佐伯左中間、谷繁のゴロの間に1点、合計7点。 一試合ヒット20本は日本シリーズ新記録。
9回の裏は、大量点差でも佐々木が登板。 佐々木は、その存在を示すような 燃えるピッチングでぴしゃりと締めた。
横浜が日本一に王手。地元胴上げを目指して本拠地横浜スタジアムへ!

              YB    L
10/18 Sun  1  ★ 9-4
10/19 Mon  2  ★ 4-0

10/22 Thu  3     2-7 ★
10/23 Fri  4     2-4 ★
10/24 Sat  5  ★17-5

10/26 Mon  6
10/27 Tue  7


Viva! Yokohama BayStars! in Oct.26
YB - L
2-1
(4勝 2敗)

横浜、日本シリーズ制覇!!
日本一に王手をかけ、横浜スタジアムへ戻ってきた第6戦。 先発は西武がエース西口、横浜が開幕戦完封した川村で始まった。
しばらく戦列から離れていた川村は、初回から制球難に苦しむ。 毎回ランナーを得点圏に進める苦しいピッチングが続いた。 しかし、粘り強いピッチングで要所要所を締める。 横浜の攻撃は、エース西口の前に沈黙。このシリーズ大当たりの 石井、尚典も凡退が続いた。 先発の完投が少ない横浜にとって6回はターニングポイントだが、 尻上がりに調子がよくなる川村は、テンポがよくなってきた。 といったように試合は第5戦と違って完全な投手戦となった。
8回の表、西武の攻撃は打順よくトップの松井から。 次の横浜の攻撃もトップから始まるので、 この回がゲームを左右するイニングになるだろう。 その状況で松井は川村のカーブをうまくレフト前にヒット。 すかさず盗塁を試みて成功したかに思えたが、 わずかにバットに当たってファールとなった。 それでもピンチは続き、「川村ぁー」という一部のグループの声援が 起きる異様な雰囲気になった。 結局送りバントで、ワンアウト・ランナー2塁。 次は左の高木大成なので、阿波野を投入。 川村は結局失点0に抑えきった。 このピンチに阿波野は抜群の制球力で大成を内野ゴロに抑えた。 ランナーは3塁へ進み、次は4番・鈴木健。 阿波野コールが起きる。 阿波野は鈴木健をレフトフライに抑え、3アウト。球場全体が沸いた。 そう、8回の裏は横浜も1番からだ。 しかも、佐々木登板のラストチャンスでもある。
8回の裏。石井は球威の衰えない西口に三振。 今日の横浜は、ヒット2本に抑えられていた。 次は波留。しかし、今日の西口はファーボールが多かった。 波留にストレートのファーボール。球場全体が再び沸いた。 次は鈴木尚典。ここで打てば、試合はほぼ決まる。 しかし、西口の前にセカンド・ゴロ、ゲッツー、 と思いきやセカンド高木が走者波留にタッチに失敗。 すかさず西武のコーチが駆け寄る。かなり興奮している様子。 さすがに、これが勝負の分かれ目と感じ取っただけに猛抗議が続いた。 結局、見とめられず、これでランナー1、2塁。 次のバッターはローズ。球場全体が総立ち状態。 しかし、凡退。 次のバッターは、第5戦に打ちまくったキャプテン駒田。 ローズが打ち取られたため、少しがっかりした空気が流れたが、 今は駒田に託すしかない。悲痛な叫びがスタンドから起きる。 駒田の打球は右中間に大きな当たり。しかし、風は逆風。 滞空時間の長い打球は、フェンスに直撃した! 走者一掃の2ベース。横浜スタジアムは興奮のるつぼと化した。 応援歌とは違った、うれしい気持ちがそのまま出た 自然で異様な盛り上がりだ。この回が終わるまでこの 盛り上がりは止まなかった。
そして、佐々木の登場。 ピッチングするたびにスタンドからフラッシュの嵐。 投げるたびに球場が明るくなる。 西武のバッターはシリーズ5割を誇る大塚。 大塚に投げる1球ごとにあの佐々木コールが起きる。 代打テンバートン、代打マルチネス。 あまりの球場の熱気に佐々木も興奮気味だが、 冷静でない分、制球が乱れてしまう。 ゲッツーで終了と思いきやフィルダースチョイス。 しかし、もう一度ゲッツーで今度は決めた。 いろいろあったが、あっという間の9回だった。
地元横浜スタジアムで勝利の胴上げ。 選手みんなが万歳。 ライトスタンドへ万歳。 レフトスタンドにも万歳。 ホームベース側に万歳。 MVP は尚典、優秀選手は石井、隆、駒田。 表彰式と数多くの記念品。 バックスクリーンから「VivaYOKOHAMA」の旗が 広げられて記念撮影。 日本シリーズのペナントを掲げてスタンドを一周。 日本一おめでとう。 横浜ベイスターズおめでとう。

              YB    L
10/18 Sun  1  ★ 9-4
10/19 Mon  2  ★ 4-0

10/22 Thu  3     2-7 ★
10/23 Fri  4     2-4 ★
10/24 Sat  5  ★17-5

10/26 Mon  6  ★ 2-1

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