vbslib

(for Internet Explorer)

4-way merge: left-base, left, right-base, right, merged result.

1
AddLeft
2
Left
4
5

1
AddLeft
2
Left
4
<<<<<<< Add
AddRight
=======
>>>>>>> Delete
5

1
2
Right
4
AddRight
5

1
<<<<<<< Add
AddLeft
=======
>>>>>>> Delete
2
Right
4
AddRight
5

LeftBase と RightBase の２つのほぼ同じテキストがあるとき、双方での編集をもう片方に反映させる
マージです。 4-way merge は、一般的に使われている用語ではありません。

同期（ファイル）

ここでの同期とは、コピーして２つになったファイルの片方が変更されたとき、もう片方に反映することです。
２つのファイルの差分が少ししかないときに、片方のファイルが変更されたとき、もう片方に反映することも
含みます。

をスクリプトで実行するときに使うクラス。

内部データ構造

ArrayClass< SyncFilesX_SetClass >

ArrayClass< SyncFilesX_FileClass >

SyncFilesX_Class::OpenFileCUI

// セットとファイルを選択

→ SyncFilesMenuLib.vbs

→ T_SyncFilesX フォルダー

.IsNextAutoMergeFromBase

SyncFilesX_Class::LoadScanListUp_Sub

// 比較リストの作成

SyncFilesX_Class::Merge を呼び出すと、SyncFilesX は、マージモード（Me.IsMerged
= True）になります。
このモードでは、SyncFilesX_FileClass などのメンバー変数は、以下のリンク先のような
意味に変わります。

Sub SyncFilesX_Class::LoadScanListUpAll( SettingFilePath as string, XML_String as string )

SyncFilesX の設定をロードして、同期の状況を調べます。

設定ファイルのパス

設定内容（XML形式）

→ SyncFilesMenuLib.vbs

SettingFilePath 引数は、相対パスの基準として使われます。

Function SyncFilesX_Class::GetWritableFolders() as array of string

SyncFilesX を使う際に必要となる書き込み許可するパスの配列を返します。

書き込み許可するパスの配列

→ SyncFilesMenuLib.vbs

でロードした設定の内容によって返り値は変わります。

Sub SyncFilesX_Class::Merge( in_MergeOption as ThreeWayMergeOptionClass )

3way マージを行います。

をする ThreeWayMergeSet タグがあるときに呼び出すことができます。

Function SyncFilesX_Class::GetIsAllSynchronized() as boolean

全てのファイルが同期済みかどうかを返します。

→ SyncFilesMenuLib.vbs

ファイルが追加された場合は、同期済みではないと判定します。

Function SyncFilesX_Class::GetIsAllBaseSynchronized() as boolean

全てのベースのファイルが同期済みかどうかを返します。

→ SyncFilesMenuLib.vbs

ワークのファイルが同期済みかどうかには影響しません。

Function SyncFilesX_Class::GetCountOfNotSynchronized() as integer

全てのファイルが同期済みではないセットの数を返します。

→ SyncFilesMenuLib.vbs

Function SyncFilesX_Class::OpenCUI() as array of string

同期をとる作業を行うユーザーインターフェースを開きます。

"Exit" または "Rescan"

→ SyncFilesMenuLib.vbs

作業が終わると、本関数から返ります。

SyncFilesX を使うツールをテストの中に、コンフリクトした状態をユーザーが解決したケースのテスト
があるときは、SyncFilesX のファイルを選択するメニューで、SyncForTest と自動的に入力するように
すれば、テストをするときにユーザーの操作が必要なくなります。

→ T_SyncFilesX.vbs

の T_SyncFilesX_Test

赤字は更新があったことを示します。

前回の同期で同じ内容になっていたとき、かつ、
　　ベースだけを更新したときは、
　　　　ワークの内容が、ベースの内容になります。
　　ワークだけを更新したときは、
　　　　なにもしません。（同期済みにはします）
　　ベースとワークの両方を更新したときは、
　　　　なにもしません。（同じ内容の関係から、異なる内容の関係に変わります）（同期済みにはします）
前回の同期で異なる内容になっていたとき、かつ、
　　ベースを更新したときは（ワークを更新したかどうかに関わらず）、
　　　　更新した内容がワークと同じ内容なら
　　　　　　なにもしません。（同期済みにはします）
　　　　更新した内容がワークと異なる内容なら
　　　　　　ワークの内容が、ベースの内容＋改行＋ワークの内容になります。
　　ワークだけを更新したときは、
　　　　なにもしません。（同期済みにはします）

SyncForTest では、ワークがベースに合わせるように、ワークのみ自動的に変更し、ベースは変更
しません。

T_SyncFilesX_SyncVersionUp

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<SyncFilesX
xml:space="preserve"
restart_vbs = "${UpdaterRoot}\Updating 1.00 to 2.00.vbs"
clean_root = "${UpdaterRoot}">
<Variable name="${UpdaterRoot}" value="${USERPROFILE}\Desktop\T_SyncVersionUp_Updater"/>
<SynchronizingSet
base_name="アプリ ver1"
work_name="アプリ ver2"
synced_base = "${UpdaterRoot}\1 version 1"
synced_path = "${UpdaterRoot}\2 version 2"
base = "${UpdaterRoot}\3 back up"
path = "${UpdaterRoot}\4 updating">

<Folder path="."/>
<File base="move from.txt" path="move to.txt"/>
<File base="move modified from.txt" path="move modified to.txt"/>
<File base="move modified update from.txt" path="move modified update to.txt"/>
<File base="move update from.txt" path="move update to.txt"/>
<File path="update compatible.txt" same="Compatible"/>
<File path="update compatible modified.txt" same="Compatible"/>

</SynchronizingSet>
</SyncFilesX>

→ 1.00 to 2.00.xml

SyncFilesX をアプリケーションのバージョンアップをするインストーラーとして使うことができます。

ベース＝旧版、ワーク＝新版、同期済み(Old)＝初期設定、同期前(New)＝ユーザー設定（バージョン
アップ対象）、として使い、自動的にユーザー設定を更新できないときに、手動で編集できるようにします。
ただし、ユーザーとしては、すべて自動的に更新できることが望まれます。

下記の XML ファイルと、

の UpdateCUI メソッドを使います。

SyncFilesX_Class を使うスクリプトは、下記のテストを参考にしてください。

この XML の中で定義した

は、パスを指定する属性などで使用することが

できます。具体的には、restart_vbs、clean_root、base_name、work_name、synced_base、synced_path、
base、path。

Sub SyncFilesX_Class::LoadRootPaths( SettingFilePath as string, XML_String as string )

SyncFilesX の設定をロードします。

設定ファイルのパス

設定内容（XML形式）

→ SyncFilesMenuLib.vbs

SettingFilePath 引数は、相対パスの基準として使われます。

Sub SyncFilesX_Class::UpdateCUI()

バージョンアップの作業を行うユーザーインターフェースを開きます。

→ SyncFilesMenuLib.vbs

作業が終わると、本関数から返ります。

Dim SyncFilesX_Class::CustomUpdateFunction
as Sub ( CustomUpdateFunctionParameter )

Dim SyncFilesX_Class::CustomUpdateFunctionParameter as Variant

手動で同期する作業が終了した後で実行する関数。

CustomRestartCodeForRestartVBS (SyncFilesX_Class)

CustomUpdateCodeForRestartVBS (SyncFilesX_Class)

Dim SyncFilesX_Class::CustomRestartCodeForRestartVBS as string

調整メニューとインストールを再度実行するスクリプトに埋め込むコード。

Dim SyncFilesX_Class::CustomUpdateCodeForRestartVBS as string

If IsSynchronizedFilesX( new_FilePathForFileInScript( "SyncFilesX.vbs" ) ) Then

Function IsSynchronizedFilesX( Path as string or FilePathClass ) as boolean

で同期が必要なファイルがすべて同期済みであるかどうかを返します。

T_SyncFilesX_CommandLine

の設定ファイルへのパス、または、

すべて同期済みであるかどうか

If IsSynchronizedFilesX( "SyncFilesX.xml" ) Then

→ SyncFilesMenuLib.vbs

→ T_SyncFilesX.vbs

プロジェクトのフォルダーから、各種モジュールのフォルダーへコピーします。

指定したプロジェクトの構成を Projects.xml に記録します。

各種モジュールのマスターフォルダーからコピーして、プロジェクトを復元します。

をスクリプトで実行するときに使うクラス。

→ SyncFilesMenuLib.vbs

パッチ形式になっているマスターモジュールを完全な形に変換します。

マスターモジュールをパッチ形式に変換します。

を使っています。

'// Set "Me.SynchronizeTargetGraph"

<SynchronizedWith> の出力

ModuleAssortClass::OpenSetting

Me_SetStatusOfSynchronizedWith

'// Set "target.SynchronizedWithArray"

ModuleAssortClass::Assort

ModuleAssortClass::OpenSetting

'// Set "Me.FileMaps" : "ModuleAssort_WorkingClass"

ModuleAssortClass::Assort

'// Copy files to "Reading-" folder

'// ワーキングフォルダーを比較して、同じフォルダーを削除する。

'// ワーキングフォルダーとコミットを比較して、同じフォルダーを削除する。

'// Rename "Reading-" folder to "Work-" folder

'// Save "_Modules.xml" file

Me_AddSynchronizedTag

→ vbslib Prompt.vbs

Sub ModuleAssortClass::LoadProjectList( in_ProjectListPath as string )

Projects.xml ファイルをロードします。

Projects.xml ファイルのパス

→ SyncFilesMenuLib.vbs

Sub ModuleAssortClass::CheckOut( in_ProjectName as string, in_RevisionName as string,
in_OutPath as string )

各種モジュール/ターゲット/リビジョンのフォルダーからコピーして、プロジェクトを復元します。

コミットするプロジェクトの名前

コミットするプロジェクトのリビジョン名

復元するプロジェクトを格納するフォルダーのパス

Set sync = new ModuleAssortClass
sync.LoadProjectList "Projects.xml"
sync.CheckOut "Project_X", "01", "C:\TestProject"

→ SyncFilesMenuLib.vbs

Sub ModuleAssortClass::OpenSetting( in_SettingPath as string )

ファイルをロードします。

ModuleAssort.moas ファイルのパス

→ SyncFilesMenuLib.vbs

Sub ModuleAssortClass::Assort()

プロジェクトのフォルダーから、各種モジュール/ターゲット/リビジョンのフォルダーへコピーします。

Set sync = new ModuleAssortClass
sync.OpenSetting "ModuleAssort.moas"
sync.Assort

→ SyncFilesMenuLib.vbs

Sub ModuleAssortClass::Commit( in_ProjectName as string, in_RevisionName as string,
in_Comment as string )

指定したプロジェクトの構成を Projects.xml に記録することで、コミットします。

コミットするプロジェクトの名前

コミットするプロジェクトのリビジョン名

リビジョンに関するコメント

コミットしたプロジェクトのリビジョンは、

できるようになります。

Set sync = new ModuleAssortClass
sync.OpenSetting "ModuleAssort.moas"
sync.Commit "Project_X", "01", "コメント"

ModuleAssort.moas ファイル

に指定されていないファイルがあると、コミットしても元のプロジェクトが完全に

取り出せないことがあります。そのため、コミットした後は、CheckOut して完全に取り出せることをチェック
してください。

→ SyncFilesMenuLib.vbs

Sub ModuleAssortClass::ExpandPatch( in_PatchMasterPath as string )

パッチ形式になっているマスターモジュールを完全な形に変換します。

パッチ形式になっているマスターフォルダーのパス

→ SyncFilesMenuLib.vbs

パッチ形式のフォルダーの名前は、ベースのターゲットがパッチと同じなら、
"（リビジョン名）-Patch-of-（ベースのリビジョン名）"、そうでなければ、
"（リビジョン名）-Patch-of-（ベースのターゲット名）-（ベースのリビジョン名）" である必要があります。
完全な形が入ったフォルダーの名前は、"（リビジョン名）-Full" になります。

Sub ModuleAssortClass::MakePatch( in_FullSetMasterPath as string, in_BaseMasterPath as string )

マスターモジュールをパッチ形式に変換します。

in_FullSetMasterPath