08703/08704 VFF15672 とんさんねこ 井上喜久子の瑠璃色アクアリウム #22 ( 8) 96/03/20 17:35 o______________________o ○ ○ ○ 井上喜久子の瑠璃色アクアリウム 第22回 ○ o o______________________o o ◇◇ オープニング ◇◇ 今日も番組始まる前にお葉書読みながら、おねぇちゃんに聞けぇとかいっぱい ありがとう。他にもお菓子とかモノとか、ほんっとーにありがとう。放送で話し た、プチプチくんをダンボールいっぱいに送ってくれた方とか、カセットテープ を送ってくれたりとか、チョコレートとかペロティとか宇宙食とか(笑)、 おいしくいただいています。 では、先週に続いて今週もお客様が来てくださるんです。なんと、あの千葉繁さ んなのだ。すごいでしょう。 ◇◇ おね〜ちゃんに聞けぇ! ◇◇ 喜「さぁ、スタジオにとっても素敵なお客様、千葉繁さんです!」 千「起きろ!てめぇらぁー!! どうも、千葉繁でーす。 起きろぉ!!」 喜「ひゃぁぁ、あははは、うわぁ、びっくりしたぁ。 わたし、初めて千葉さんに会ったのはらんま1/2なんですよ。」 千「えー?もっと前に会ってますよ。」 喜「いえ、会ってません。あの方が有名なって、わたしうる星やつらとかで もう知ってましたから。 いやぁ佐助さんの演技がおかしくておかしくて。」 千「いや僕はね、喜っ子ちゃんがやってたかすみねーちゃんですか、あれが おかしくておかしくて。だって、どんな状況でも『あら大変ですね』って。」 喜「そんなぁ。 なんか千葉さんって、あのー、ひとりですか?」 千「いや、結婚してますよ。」 喜「あ、ごめんなさい。そうじゃなくって、千葉さんが3人ぐらいいるんじゃ ないかなって。」 千「あっ、この前、六本木に僕がいたでしょって、昔っからの知り合いが言う んですよ。 でも僕はその時間はうちで寝てたんですよ。」 喜「絶対千葉さんは、気付いてないかもしれないけど2、3人いるんですよ。 だっていろんなところにいませんか。やっぱそうだったんですね。」 千「いや、真剣な目で言わないでくださいよ。 ところで、喜っ子ちゃんは幽体離脱とかします?あんまりやんない?」 喜「いやぁ、わたしやったことないです。 あっ、幽体離脱なんですか?」 千「自分で意識して幽体離脱している時は分かりますよ。」 喜「すごーい。なんか人間離れしてらっしゃるんですね。」 千「実はカメレオンなんです。 喜っ子ちゃんはまんぼうですよね。 東映でお仕事やってるとき、初めて正面でお酒を飲みましたけど、 回答一番『わたし、前世まんぼうだったんです。』って言われたん ですよ。ほんとびっくりしました。」 喜「いやぁ、すいません。」 □「学校で何を言っても受けません。すごく自信があるギャグも受けません。 このままではつまらない一般人に終わってしまいそうです。」 (千葉県・ケイオウ遊撃隊さん) 千「あははは。でもギャグっていうのは生き物ですから、よく(仕事で) アドリブとかやってくださいっていわれるでしょ。 アドリブもギャグ と近いものがあって生モノなんですよ。言葉だけ「有馬温泉」っていっ てもそこに感情がこもっていないと、背景となるものが無いと伝わらない ですよね。」 喜「じゃぁ、自分が有馬温泉の気分になるんですか。」 千「いやいやっ、そうじゃなくって、そんなことありませんよって意味で そんなこと有馬温泉って使えば、そのギャップで、わっとなるわけですよ。」 喜「あ、そうかぁ。」 千「受ける、受けないって、あまり受けをねらってもしょうがないんで。」 喜「自然な、」 千「だって、喜っ子ちゃんだって受けをねらって人生生きているわけじゃない でしょ。でも、端から見てると面白いなって。」 喜「千葉さんってスタジオの中で変なおしゃべりはしないけど、台詞の中で みんなが死にそうになるぐらいのギャグを言ってくれるじゃないですか。」 千「はは。 そのときポッと思うことを言ってるだけで、台本読みながら、 こうすれば面白いとか考えてないんです。 だから、受けなくてもいいや っていうつもりで気楽にやっていただければ。」 喜「わたしもそう思います。自分が楽しければいいですよね。」 千「そうそう。」 □「最近どう?」 (広島市・とうさんとうさんしちゃったさん) 千「なにが?」 喜「そんなけなんですけどぉ。はがき一面に習字の墨で『最近どう?』って。 それで鉛筆で『回答例、ぼちぼちでんな。』って書いてある(笑)。」 千「ここ10年ぐらい寝てないんですよ。だから、脳内麻薬状態って言うん ですか。よくあるでしょ、徹夜なんかやってるとある瞬間『ぷちっ』て いっちゃって、何やってもおかしいって。」 喜「あーはいはい。急になんか楽しくなってきちゃう。」 千「一時期、三歩歩くと寝ちゃう状態になっちゃってホントやばかったです。 マイクに向かうまでに三回ぐらい寝ちゃうんです。ほんと瞬間的に。」 喜「あ、よくあります。 わたしも運転している時に一瞬あります。」 千「う、運転してるとき?」 喜「千葉さんって、よくテレビとか出ていらっしゃいますし、監督さんもやって、 声優もやって本も書いてらっしゃるし、ほんと千葉さん三人いるなって。」 千「そのひとりひとりは結構いいかげんなんですよ。」 喜「そんなことないですよ。いつもすごいなぁって尊敬してるんですけど。」 千「そんな、尊敬しないでくださいよ。」 ◇◇ シアターアクアリウム「卒業」 ◇◇ 今日も宿題わすれた。 いや、本当はわすれたんじゃない。 そうすれば居残りさせられるとわかっていたから。 「なにボーっとしてるの、がんばって問題を解きなさい。」 俺は井上先生に3年間ずーっと数学を教わってきた。 でも、3年なんてすごく短い、短すぎるよ。 もうすぐ俺は高校を卒業する。そしたらもう井上先生に会えなくなってしまう。 今日こそ言わなくちゃ。 「どうしちゃったの。あなたならこんな問題すぐ解いちゃうでしょ。」 だって、早く解いたら居残りが終わっちゃうじゃないか。 よし、やっぱり言わなきゃ。 『俺、先生と離れたくないんです。 居残りすればちょっとでも先生といられる時間が増えると思って。』 「いいかげんにして(笑)。そんな見え透いた嘘ついてないで 明日はちゃんと宿題してくるのよ。」 (荒川区・ギャグ太郎さんの葉書を元に構成しました) ▽ 千「勉強ってさ、やっぱ先生を好きにならないと興味持たないっていうか。」 喜「あります。あります。」 千「でも、そんなことだと、社会生活に支障をきたしますからね。 いい先生にめぐりあいましたね。」 ◇◇ 千葉繁さん情報 ◇◇ 喜「先週は佐々木望さんがゲストにいらっしゃったんですけど。」 千「あの、マック貧乏な人ですね。」 喜「えー、千葉さんだってそうでしょ。」 千「実は望くんにパソコン薦めたのは僕なんです。スタジオとかにマッキントッ シュのノートとか持ってきたりして、何ですか何ですか、って言うもんだか ら、こんなん使えるんだぜぇって言うと、そのまま秋葉原に走って行っちゃ うんですよ、あいつ。」 喜「えーうそ。そうだったんですかぁ。 千葉さんも、3/21発売「幽遊白書 SuperDance-mix」で歌ってるんですよね。」 千「私は歌ってるというより吠えてるに近いんですけど。」 喜「あと、ビデオの方も。」 千「声優大好きシリーズで、いままではCDだったんですけど、声優さんたちは 実は俳優さんなんだぞ、ってとこを強く言いたいがために、ちょっと大げさ ですけど。」 喜「わたしも出させていただいて、寒梅(?)というドラマに。」 千「いやぁ、よかったですよ。 今回は、舞台をかなり経験なさっている方を集めて、よく、いいコンサート とか観ると一瞬時が止まったんじゃんじゃないかって思いますよね。 あういう体験を何度か体験させていただいて。」 喜「これは 4/19 発売ですね。 あと他に何か。」 千「リレー脚本って言うんですか。これはテックインというパソコン雑誌なん ですけど、その中の CD-ROM に20分ぐらい入ってるんですけど、第1話を おしいわむら(?)監督が、第2話をパトレイバーとかの脚本をなさってる 伊藤かずのりさん。その脚本を受けて3番目をボクが書いて、4話目は また監督が、って12本繰り返していく企画なんです。」 喜「うわぁ、おもしろいですね。」 千「書いてる本人も後の展開がどうなるかわかんないんですよ。 あと、舞台の方も、バストマン(?)という集団をやってるんですけど、 なかなかスケジュール等の関係でできなくなっちゃって、でもあんまり 休眠状態じゃいけないんで、10月の第2週にやろうかなって思ってます。」 喜「どうも今日は、ほんとあっというまで。」 千「あと、すいかって黒いとこと緑のとこ、どっちが線なんですか。」 喜「えー?どっちなんでしょう。」 千「しまうまもどっちなんでしょ。それを考えると夜も眠れない。」 ☆「卒業/井上喜久子」 (優美なおさかなより) ◇◇ エンディング ◇◇ いやぁ、何か今日はすごかったね。なんかちょっと早い春の嵐って感じで。 今日は千葉さんのペース巻き込まれる感じで、ちょっと速くしゃべれたんじゃ ないかって我ながら思ってしまいました。 やればできるって感じかな(笑)。 л 。゜JOQR 文化放送 1134MHz 8 ^o 提供:メディアレモラス u 96/03/08(金)26:30〜27:00