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2003/09/01

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[住基ネットの住民票サービスが開始、住基カードの配布も]

2003年8月25日、日本の各市町村区は、住基ネットのサービスの1つである 全国どこででも住民票が取得できるサービスを開始した。

住民票はこれまで、発行する人の本人または同一世帯のものが、 発行する人の住所のある市町村区でしか、発行されなかったが、これからは、 後者の制限がなくなる。 つまりどの市町村区でも発行できるということだ。 厳密に言えば、当然だが、住基ネットに加入を見合わせている市町村区では 発行できない。 その市町村区の住人は、全く利用できない。

本人の特定は、住基カードまたは写真入りの身分証明書を提示することに よって行う。 住基カードには写真入と写真なしを選択できるが、写真入りで あれば、身分証として使えるだけでなく、仮に落としたとしても、誰かが 悪用することはできないので、便利で安全性が高い。

今のところ、住基カードを持っていても市町村区に行かなければならないため、 写真による本人特定が行われていて、安全だ。 しかし、将来的には、 パソコンでできるようになる。 つまり、落とした場合、クレジットカードと 同等の危険が伴うことになるということだ。 ただ、住民票によって本人特定を 行うことができる日本全国すべての民間サービスも、本人に成りすますことが できるようになってしまい、被害の限度がゆるい。 そのため、トラブルの多い 消費者金融では、住基カードによる本人確認を法律で認めていないらしい。 おそらく、被害にあっても住基カードしか証明材料がないときは、 法律的には支払い義務がなくなるかもしれない。 もちろん、消費者金融側は、 それ以外の本人特定材料を求めることになるだろう。(この辺は素人発言 なので詳しくは他をあたってほしい、)

住基ネットの不安材料は挙げて行けばきりがない。 完全なセキュリティは 存在しないのだ。 フェイルセーフの考えを入れて損害保険に入るのも 1つの手だろう。 しかし、保険に入れない人や、デジタルに弱い人、 社会的に弱い立場の人など、人によっては、ネットワークによるサービスの 充実より、安全性を優先する人もいるだろう。 デフォルトでは、安全性を 優先するのが、ソフトウェアを開発する上での常識となっている。 しかし、安全性より利便性を求める人もいる。 そのため、ソフトウェアには オプション設定ができるようになっている。 アドバイスはできても、強制する ことはできないのだ。 だから、選択性を積極的に採用すべきだろう。 二兎追うものは一兎も得ず、と言われるかもしれないが、、市場原理を 入れることの方がいいと思われる。 それも、個人単位で。 県や市町村が 判断するものではないのだ。

全国一斉にしないと住基ネットの意味がないと言われているが、本当だろうか。 小さな市町村を助けることと混同していないだろうか。

[リンク]。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/08/25/241.html
http://www.city.suzuka.mie.jp/life/benri/2203.html


Keyword解説

『デフォルト』

何も設定を行わない状態で設定されている設定のこと。 工場出荷時設定やリセット値のこと。

ますます、複雑になるデジタル機器において、デフォルトの設定は 非常に重要である。 初めて触る商品については何も知識がないので、 デフォルトの設定で使われることになるからだ。 商品の第一印象にも 影響を与えるだろう。 どちらの設定の方が使いやすいか、安全だろうか、 といった判断を、開発者一人だけが行うのは危険だ。


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