2003/05/05
[次世代オフィスソフト「Office 2003」の概要を発表]
2003年4月21日、マイクロソフトは、次期統合オフィスソフト 「Microsoft Office 2003」の概要を発表した。なお、このバージョンは、 Office XP の次期バージョンである。
マイクロソフトは、以前から Office をデータ連携や情報共有のツールに しようとしてきているが、活用できている人は少ないだろう。 今回も XML が 機能強化のポイントとして挙げられている。 XMLツリーが表示される ようになったり、ユーザ定義スキーマのサポートが追加されたため、 XMLらしくなったといえるだろう。
新しいプログラムとして、Infopath や OneNote が追加された。 Infopath は、フォーム形式のデータ入力を専門に扱うデザイン ツールだ。Office Enterprice のみに付属するので、一般の ユーザには触れる機会は少ないかもしれない。 OneNoteは、TabletPCにも対応した高度なメモ帳プログラムだ。 保存の操作をしなくても自動的に保存する。 任意の位置にフラグを設定でき、それらをまとめた情報を 見ることができる。
編集や閲覧が可能なユーザを制限することができるようになり、 秘密をシステム的に保障してくれるようになった。(Professional版以上)
多くの機能は、他社より、開発ツールや文章管理システムとして 発売されているものだ。 そのため、目新しさは少ない。 マイクロソフトのツールで統一したときの連携のよさに 期待できるかもしれない。
[画像へのリンク]。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0421/ms2.htm
『スキーマ』
データのフォーマットのこと。データベースでのデータの種類や データのサイズなどによって示されるデータ構造のこと。 XMLではDTD。
Aさん、東京都、1230円、{ 1, 1, 0, 1 } というデータがあるだけでは、データを処理することができない。 1つ目の項目が、「名前」で「文字列」ということが分からなければ、 「Aさん」というデータを扱うことができない。 名前を検索する プログラムは、データの1つ目が名前であることがわかって いなければ検索ができないのである。
SVG Cats 1.2 は、次の新しい機能を追加します。
複数行文字列、グリッド、用紙サイズガイド、
大きなキャンバス、全体縮小表示、エラー時自動保存、+α
完成は、5月中旬以降?の予定です。
http://www.sage-p.com/svgcats.htm